You are what you eatの意味は?子どもが小さい時から取り入れたい食育の話。

 

こんにちは!オーガニックコーディネーターオリカです。

この言葉を聞いたことがありますか?

You are what you eat(あなたはあなたが食べたものでできている)

なんとなくピンと来るでしょうか。

あなたが口にしたもの全てが、あなたの血となり、肉となり、細胞の一つひとつを作り上げています。

粗悪で不自然なものを継続的に摂取し続ければ、あなたの身体そのものも錆びていき、不調や病を引き起こす。
地球の生命力をたくさん吸収した、栄養価の高い自然なものを摂取すれば、あなたの身体も活力あふれ、活動的に生きられる。

身体だけではなく、マインド(心)もそうです。

粗悪なものを多く食べている人は、考え方も粗末でストレスを溜めやすく、マインドも腐っていく。
質の良いものを正しく食べている人は、ストレスにも強く、やる気に溢れマインドも健やかです。

つまり、You are what you eat には、「あなたの身体もマインド(心)も、あなたが口にしたものによって良くも悪くもなる」という意味が込められているのです。

粗悪な食べ物があふれる現代

身体も心も破壊してしまうかもしれないフードの例

  • 何が使われているか分からない外食産業のメニュー
  • “本当の”産地が分からないスーパーの生鮮食品
  • 身体への長期的な影響や詳細な臨床結果がまだまだ不明瞭な食品添加物や農薬
  • 塩分・糖分・脂肪分の量が尋常ではないファストフードや飲食チェーン

どれも、現代で生きる私達がお目にかからない日はありません。これらのものばかりを毎日大量に摂取し続けると、私達の身体はきしみ始め、いつか精神にまでも影響を及ぼすかもしれません。

身体に負担が少なく、心の状態を整えるフードの例

  • 顔の知っているお母さんやお父さんが作った家庭料理
  • ローカルで取れた産地直送の、生産者の顔が見える生鮮食品
  • 素材だけの味で勝負し、食品添加物や農薬も極力使用されていない食品
  • 食べてもらいたい人の健康のことを考えて作られた、バランス取れた食事

取り入れたいのは、このような食です。人間の体は自然な状態に戻そうとする働きをもともと持っているので、このような食べ物を摂取していれば、身体は少しずつ正常な状態に戻っていきます。

もちろん、栄養バランスもとても大切だということは言うまでもありません

子どもの食育にも役立てたい

また、この言葉は、子どもの健康維持や人格形成にも一役買っており、子どもが小さい時にこそ取り入れたい考え方。

しかし、実際には、それに逆行した食育がなされている可能性があるとして、様々な方面から不安の声が挙がっています。

子どもの食に対する価値観や健康に影響

日本は「よりオイシくてキレイなものを、より安く」を追い求め続けてきた食品添加物天国です。

文部科学省によってある実験が行われました。

化学調味料が入った味噌汁と、無添加の味噌汁を親子に飲み比べてもらったところ、約8割が化学調味料の入ったほうが「美味しい」「慣れ親しんだ味」「安心する」と答えたそうです。

これは、いかに私達の舌が化学調味料などの食品添加物によって麻痺させられているのかを示唆しているのではないでしょうか。

特に、子どもは化学調味料の影響を受けやすく子どもの時に一度化学調味料の味に慣れ親しんでしまうと、成長してから、自然本来の素材そのものの味や、お母さんやお父さんの手作りの味を「美味しい」と感じなくなってしまうのではないかと個人的に危惧しています。

子どもが小さい時にどんな食事をしていたかによって、その子の「食」に対する価値観や、何に「美味しい」と感じるかを決める味覚、その結果一生の健康をも左右してしまう可能性があるのです。

最後に

質の良いものを適切に美味しく食べる、というのは人間にとって、いえ、動物にとってこの上ない悦びだと思います。

しかしながら、自然本来の味や、誰かの手によって丁寧に作られた本物の味が分からなくなっている人はとても多いと感じており、それは人間として生きていくうえでとても残念で非常に勿体無いことです。

食材の産地や品種、作る人によって生まれる、微妙な味の違いを楽しむのは、人間の喜びです。その味の違いを感じる私達の味覚が今、画一化・麻痺しつつあるのではないかと思っています。

私達は、食べ物に関してあまりにも多すぎる選択肢の中で生きています。その時その時の選択の積み重ねが、私達の一生を様々な方向に導く、ということを念頭に置いておくことが肝要なのではないでしょうか

参考:安部司(2014)『なにを食べたらいいの?』 新潮社, p.76-77,81.


最後まで読んでいただきありがとうございました!

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