イタリアWWOOF体験談②!個性的な人々とゆる~いトスカーナの田舎暮らし

こんにちは!オリカです。

2019年6月~7月にかけて、オーストラリアとイタリアの2カ国でWWOOFをしてきました!

これから海外でWWOOFをする予定の人、オーガニック・有機・ビオに興味のある人、有機農業について学びたい人に向けた体験記を数回に分けてお送りしていきます。

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イタリアのトスカーナでWWOOF開始。「Le Case della Buca」はこんなところ!新しい人々との出会い(後半)

導入前半の記事はこちら

ハンガリー人の24歳のヒマワリのような笑顔の女の子「キャッツ」と、ワイルドだけどとっても優しいイタリア人「アンドレア」。仏教信者で博識、お話上手なホストの「マッシモ」。

個性的なメンバーで、これからのWWOOFがかなり面白くなりそうな予感のする初日。

マッシモが昼食の準備をしてくれている間に、キャッツが敷地内を案内してくれるとのこと。

↓ダイニングから直結している庭です。奥の森の半分くらいまでがマッシモの敷地。見切れている左側には果樹園やコンポスト、花壇や野菜畑があります。

↓森の奥の方まで行くことに。

↓森の奥の方からずっと小川が流れてきています。

マッシモがここの土地を気に入って農家民泊をしようと思った時の気持ちが痛いほどよく分かります。

気忙しいローマでの都会の生活から抜け出したくて、トスカーナの田舎でスローライフを送るためにここの敷地と建物を購入したマッシモ。

この小川に来た瞬間、地球のそのままの姿に近い状態のこの土地に初めて出会った時の過去のマッシモとシンクロしたような気がしました。

オーストラリアの「Our Little Farm」で生活していても感じた事ですが、「ここの土地が、オーガニックに適した土地になるべくしてなっている=自分が地球の一部であると感じさせられる」という感覚。

この感覚を、ここで暮らしている間に出来るだけ多く感じ取ることができたらいいなと、これからの14日間への希望を膨らませるのでした。

初日の午後~夜

ガランガランガラーン…

小川でキャッツと話していると、建物の方からベルの音がしました。

「お昼できたみたい!マッシモは昼食の準備が出来るとベルを鳴らして知らせるの」とキャッツ。

原始的で凄くいい…。こういう日常の一コマを求めていたのでしょうか。こんな小さな事にもちょっとした感動を覚えてしまう自分がいます。

↓Le Case della Bucaでの初めての食事。マッシモは料理も上手。マッシモに限らず、アンドレアも、私がイタリアで他に出会った人たちは皆、本当にとても料理が上手です。やはりイタリア人の食に対する意識の高さが覗い知れます。

ちなみにここでは、

  • 料理を作った人意外の人で、食事の準備と片付けをする。
  • 朝ごはんは自分で冷蔵庫にあるものを各々勝手に用意して好きなものを食べる。
  • 昼食は皆で一緒に食べる。
  • 夕食は食べない。食べたい人は自分で勝手に好きなものを作るなり用意して食べる。

という食事に関するゆるいルールがなんとなくあるようです。

昼食が終わると、各々が好きなことをして過ごします。

近くに散歩に出かけてもよし、フルーツ狩りをしてもよし。絵を書いたり、お昼寝したり、街にでかけたり、本を読んだりスマホを見ていたりしてもよし…。

初日はマッシモが敷地内をもう少し案内してくれるという事で、農水用の貯水タンクのシステムを修理する…と獣道のような急勾配の丘を100メートルほど、日が沈んで暗くなるまで登ったり降りたりさせられました。(結局、何がしたかったのかよく分かりませんでしたが、体中あちこち草で傷だらけになりました)

戻るとキャッツが「どこに言ってたの~」とアンドレアと夜食の準備をしてくれていました。もう陽はとっぷり暮れています。

↓玄関の階段のところで4人揃って、アンドレアとマッシモお手製のスナックとビールで夜会。

ここから見えるこの景色がこの施設での一番のお気に入りでした。

話していると、どうやらキャッツはここに来てすでに2週間以上経過しており、3日後にここを出ていく予定とのこと。

せっかくいい子と友達になれそうだったのに、たった3日でお別れか…。と寂しい気持ちを抱きつつ「一期一会」という言葉が頭に浮かびます。

夜も更け、シャワーを浴びて就寝の準備。

暑いので窓を開けたまま布団に入って耳を澄ませると、昼間に行った小川のせせらぎが聞こえてきます。

寝室がスクリーン1枚だけで区切られているキャッツに「いびきで起こしたらごめんね」と注意喚起をして、イタリアでのWWOOF初日が終わるのでした。

ゆる~いWWOOF生活になりそうな予感…。

初日の昼食後、マッシモに

「この施設での基本的な決まりごとはありますか?」

と聞くと、マッシモは「んー…」と5秒ほど考え、

「……ない」

と一言。

オーストラリアのOur Little Farmで、初日にホストからA4一枚に20~30個もの「DO and DON’T」リストがズラッと欠かれた決まりごとのペーパーを目の前で熟読するように言われたのを一瞬、思い出しました。

私が怪訝な顔をしているのに気がついたのか、

「怪我しないように気をつけてね」とマッシモ。

そして『これでいいかな?』みたいな顔をしたので、私も「オーケー」とだけ言い、それ以上は何も聞きませんでした。

ここに来た時から初日を終えるまで薄々感じてはいましたが、なんでしょう、この「ゆるさ」は。キャッツにもアンドレアにも感じたあの「ゆるさ」。

ホストが違えば当然スタイルや雰囲気が違うのも当たり前ですが、同じWWOOFをしているとは思えないほどに、オーストラリアの時とは明らかに何かが異なる。

ある意味2カ国で全く違うタイプのホストの元でWWOOFができるのも良いことではないでしょうか。

ただし、WWOOFer側がその「ゆるさ」と享受できるという事は、マッシモ側もその「ゆるさ」を当たり前に求めてくるのではないかと、ひねくれ者の私は勘ぐってしまったのです。

何のことを言っているのか意味不明に思われる方もいるかもしれませんが、その予想がズバリ当たっていたと確信するのに、それほど日数はかかりませんでした…。

これから時系列でイタリア編の体験談を書いていきますが、オーストラリア編を一通りご覧いただいた方は、オーストラリア編とイタリア編で仕事内容や活動内容にかなりのギャップを感じられるかも知れません

いよいよ、明日からWWOOFの仕事がスタートです。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

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