イタリアでのWWOOF体験談①!トスカーナの田舎暮らしをブログに書き綴る。

こんにちは!オリカです。

2019年6月~7月にかけて、オーストラリアとイタリアの2カ国でWWOOFをしてきました!

これから海外でWWOOFをする予定の人、オーガニック・有機・ビオに興味のある人、有機農業について学びたい人に向けた体験記を数回に分けてお送りしていきます。

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オーストラリアを出発

オーストラリアビクトリア州のヤラ・バレー近郊にある有機農家「Our Little Farm」で人生初のWWOOFを無事に終え、「ゴールドコースト」や、オーストラリア最東端の自称ヒッピータウン「バイロン・ベイ」に立ち寄り、山から海へ移動してしばしの休息。

ちなみに個性的なお店が多く立ち並ぶバイロン・ベイにも、オーガニックのお店やレストランがたくさんあったので、また別の記事でご紹介していきますね。ゴールドコースト空港からシャトルバスで50分と、意外と近くにあり利便性もいいので、気軽に足を運べます。

さて、シドニー空港からカタールのドーハ空港で乗り継ぎ、トータルで21時間以上のフライトを経て、いよいよ人生初のイタリアへ到着です!

↓ローマのテルミニ駅の2階の端にあるサンドイッチのお店で、フライトで疲労した身体に何か食べ物を…とイタリアで初めての食事。チーズとサラミとルッコラのサンドイッチ。とてもシンプルで相当美味しい!さぞかし素材がいいんだろうな、と思いながら、これから始まるイタリアでの田舎暮らしに期待が膨らむ。

オーガニック先進国、イタリア

ヨーロッパは世界的なオーガニックの先駆地域ですが、その中でもイタリアは有機農業用耕地面積がヨーロッパの中でも常に上位に入るほど広く数多くの有機認定機関を有しているなど、ヨーロッパきってのオーガニック先進国です。

ヨーロッパのどの国の人よりもイタリアの人は食へのこだわりが非常に強いというのは私の主観ですが、私の知り合いのイタリア人は、「イタリアの国内で採れない農作物はアボカドだけ」というほど農業大国であり、オーガニックの基本中の基本である農業が盛んである事や、食へのこだわりが強い、というのは、イタリアがオーガニックの先進国となる所以の一部であると思っています。(実際にイタリアで採れない農作物がアボカドだけ、というのが事実かどうかは分かりません。)

オーガニックはもちろんですが、イタリアを選んだのはとにかく食が豊かで美味しい…と、本場のイタリア食を堪能したいという欲求に背中を押されたというのは、紛れもない事実です。

それにしても、先ほどテルミニ駅で食べたサンドイッチの美味しさときたら…この国を出る時は確実に数キロ太ること請け合いです。

イタリアでのWWOOF滞在の概要

本題から少し逸れましたが、今回のイタリアでのWWOOF体験の概要は以下の通りです。

  • 滞在期間:14日間(イタリアには約3週間滞在)
  • ホスト:Le Case della Buca
  • 場所:イタリア トスカーナ州 グロッセート県 セッジャーノ(州都フィレンツェからバスや電車を乗り継いで約3時間30分)
  • 寝室タイプ:家の一室(相部屋)
  • ファームタイプ:農家民泊
  • 滞在中に使ったお金:3,000円以下

イタリアでのWWOOF。ホストはトスカーナ州の『Le Case della Buca』

ローマから、少し遠回りにはなりますが、道中に海を見たかったので海岸沿いを北上していくルートで、トスカーナ州の南に位置する「カステル・デル・ピアーノ」という街を目指します。

そこで今回のホスト、農家民泊「Le Case della Buca」のホスト「マッシモ」さん(男性)と待ち合わせ。

ゆっくりバスと列車に揺られながら、「世界の車窓から」のテーマソングが流れてきそうなイタリアの広大な田園風景を堪能します。

↓イタリアのローカル列車は思っていたよりも清潔で快適でした。

「イタリア人は時間を守らない」は本当か?

ホストのマッシモとは、Castel del Piano(カステル・デル・ピアーノ)という街で待ち合わせです。

15時頃にバスで到着すると思う、と予め連絡していたのですが、念の為と思って一本早いバスに乗ったので、少し早く到着していました。

こちらの都合で早く着いたので連絡しようかどうか迷ったのですが、一応「着きました」という事は知らせておこうと、メールをします。

するとすぐに、

「オーケー。じゃあ、15分で迎えに行くね」

と返事をもらい、目印になる店の名前を伝えて私の現在地を教えます。

そして15分が経過。

やっぱり早く連絡しないほうが良かったなあ、悪いことしたなあ…などと思いながら、道路に立ちほうけています。

30分が経過。

マッシモから連絡はありませんが、こちらから連絡するのも憚られるので、黙って待つことに。

45分経過。

だんだん心配になってきました。やっぱりこちらから連絡しようか…、いやでも急かしたら悪いな~…と考えながら、もう少し待つことに。

そして50分後。

シルバーのトヨタ車が私の目の前に停車しました。この人かな~と少し駆け寄ってみました。緊張の瞬間。

中から出てきた男性は、私がアジア人だとすぐに分かったためか、確信を持った様子ですぐに「オリカだね!」とにこやかに手を差し出してくれました。私も簡単に自己紹介をし、助手席に乗り込みます。

日本でなら期待されるであろう「遅くなってごめんね」の一言こそありませんでしたが、そんな事は想定内。そもそも、私が早めに連絡してしまったのですから。むしろ、私が一応「早く連絡してごめんなさい」と言うと、「大丈夫、気にしなくていいよ~」なんて”許されて”しまいました。笑

「イタリア人は時間にルーズ」と日本では言われたりしますが、私の大学時代のイタリア人の友達も確かにかなり時間にはルーズでした。今回も完全に想定内だったので、全く気になりませんでしたが、念のためお伝えしておくと、「イタリア人」と一括りにすることはできません。私が出会ったイタリア人の中にも、時間をきっちり守る人はたくさんいました。(ちなみに、マッシモと今後行動を共にして分かることですが、やっぱりマッシモに関しては、かなり時間にルーズでした。笑)

…でもやっぱり、異国の地で炎天下の中、30分以上遅れて連絡なしというのは、やっぱり心細く不安になるものですね。

イタリアのトスカーナでWWOOF開始。「Le Case della Buca」はこんなところ!新しい人々との出会い(前半)

カステル・デル・ピアーノから車で約10分。

長年ローマで勤めいてたマッシモですが、都会での生活に疲れ、田舎暮らしをするために仕事を退職し、人里離れた土地と建物を購入、改装して農家民泊を始めたそうです。

ガッタガタの、「砂利道」では生ぬるいくらいの、もはや「岩稜」と言っていいような上り坂を日本国の特産トヨタ車で駆け登り、そして、到着。

車を降りて目に飛び込んできたのは、見渡す限りの緑の中に映える、典型的な田舎のイタリア建築の家屋。

↓3階建て。中の構造もとても面白い。

目の前の階段を登り、簡単に部屋を案内してくれるマッシモ。

↓2階の共有スペース。一日中陽が入ってくる明るい空間。

↓同じく、2階の共有スペース。

↓こちら、寝室です。相部屋になっており、スクリーンの右側にもう一つ寝室があります。マッシモが仏教信者というので、ところどころアジアン仕様になっています。

とりあえず私はここにバックパックを置いて荷物の整理をし、マッシモは昼食の準備をしている途中という事で、キッチンへ。

ところが、スクリーンで区切られている反対側の寝室ふとを見ると、私のよりも一回り大きなバックパックが。

もしかしてWWOOFerが複数人いる?荷物の内容物からして、女性のようです。

なんだ、私ひとりではありませんでした。マッシモは複数人のWWOOFerを受け入れていたのです。知らなかった…。

キッチンに行こうと下に降りていると、2階の共有スペースで背の高い同じ年くらいの女の子と会いました。となりの寝室の子でしょう。

その子は大きなメガネをかけていて、真っ赤に日焼けした顔に、ひまわりのような笑顔で私に近づいてきます。

女の子の名前は「カタリーン」、24歳のハンガリー人です。「キャットって呼んでね」と、これまた可愛い愛称。私も自己紹介して、日本から来たと伝えると、興奮した様子で「私、ずっと昔から日本語を勉強してるの!」と再び満面の笑み。

すごくいい子そうで良かった…。

そのままキャットに案内してもらい、一緒にキッチンに行くと、マッシモがせっせと昼食の準備をしていました。

キッチンとダイニングは1階にあります。

↓マッシモの作りかけの昼食。床には常に、外からの大量の蟻が行列を作っています…笑。にも関わらず、みんな屋内屋外関係なく大体裸足で過ごしています。なんだここ。笑

↓ダイニングです。ここで食事をします。

私がうろちょろしていると、「もうひとりいるの!」とキャット。外のテラスに出てみると…。

↓いました。もうひとり。パンイチでテラス席の上のテントを作っている男性が。ここの人たち、なんだか面白いな…。

私が近くに行って自己紹介すると、とても優しそうな笑顔で笑いかけてくれました。名前は「アンドレア」。ベネチア出身のイタリア人です。

キャットいわく、アンドレアは「英語が全く話せない」そう。それでも、一生懸命みんなの会話に入ろうとして頑張って英語を話そうとします。マッシモがいる時は通訳をしてもらい、いない時は、イタリア語の一部の単語は、英語と似ているものがあるので、推測しながら皆で会話します。

今いるメンバーはこれで全員。ホストのマッシモも含め、皆かなり個性的な雰囲気で、なんだかこれから面白い暮らしが期待できそうな予感です…。

次の記事に続きます。

 

WWOOFに関して他の体験談記事をご覧になりたい方は以下の記事一覧のお好きなところからどうぞ!(随時更新・追加していきます。)

イタリア編

オーストラリア編


最後まで読んでいただきありがとうございました!

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