オーガニックマークを”売り”にすることには意味がない?

こんにちは!オリカです。

オーガニックの市場が世界中で急成長しており、各国で基準の差こそありますが、第三者の認定を得たという認証マークがついているものが一般的に消費者に信用されやすい傾向にあるようです。

日本の例でいうと、「有機JASマーク」がこれにあたりますね。

このマークがある商品は、農林水産省の有機JAS規格の生産方法に則って生産され、第三者に認証を受けた商品である証です。このマークがなければ、「オーガニック〇〇」や「有機〇〇」という表示をすることは出来ません。

最近では、食品だけではなくオーガニックコスメやオーガニック衣類などに関しても、数ある海外の認証マークの有無を商品購入の選択基準にする消費傾向も見受けられます。特に、オーガニックが盛んなヨーロッパでは食品や化粧品を始めとした様々な分野で大変多くの認証団体が存在し、認証マークが付与された商品を世界に輸出し続けています

目次 ※お好きなところからどうぞ

オーガニック認証マークの役割とは

一般的に、「オーガニック・有機」とよく混同されるものに、「自然・天然」「ナチュラル」「無農薬」「無添加」等がありますが、「第三者機関の認証の有無・制度での基準や規格の有無」が、「オーガニック・有機」のものと「その他」のものを明確に区別することになります。

そこの区別をひと目で分かるようにしたのが日本の制度で言う「有機JASマーク」なのです。

有機JASマークの役割は言うまでもなく「オーガニック(有機)とそうで無いものとを明確に区別する(≒商品の”信用”を高める)」という点であり、消費者はパッケージに付いているマークを見るだけで、どの認定機関のどんな認証をクリアしているのかがひと目で分かるうえに、商品にも付加価値がつく手助けになると言ってよいでしょう。

認証マークは生産者や製造者、販売者、そして消費者の両方にとっての利点となり得ます。

しかし、ここで一つ”ある考え”をシェアさせていただきたいと思います。

オーガニック認証マークがある商品は、無いものと比べて必ずしもオーガニックとしてより質が高いというわけでは決してない。

ということです。

本質を見る

有機JASにしろ、何らかのオーガニック認証マークがあるか無いか、というのは「0か100か」の問いかけです。

では、認証マークがないものはオーガニックとしての価値が0しか無く、認証マークがあるものは100の価値があるのでしょうか。そんなことはありませんよね。

オーガニック認証マークは「任意取得」ですので、たとえ認証基準と同じような、またはそれ以上にこだわった生産方法・製造をしていたとしても、認証マークを取得していない生産者も製造者もたくさんいらっしゃいます

認証にもよりますが、確かに有機JASなどのオーガニック認証の取得は割と厳しいと言われています。だからこそ、実際に厳しい基準をクリアしているので認証マークのある商品はより「分かりやすく、信用されやすい」です。

しかし、認証マークが無かったとしてもオーガニックとしてとても質の高い商品や食品、製品はとても多いのです。

マークの有無をチェックすることで一目瞭然に分かりやすく消費選択が出来る場合もあるかもしれませんが、マークの有無だけで消費決定するのは商品の選択の幅を狭めているという意味で、少しだけ勿体無いような気がします。

私は、オーガニック認証マークが無くても自分が気になる商品や食品があったら、生産者や製造者のHPやSNSなどを少し覗いたり問い合わせをしてみる事もたまにあります。

どんな理念で生産しているのか、商品を作っているのか、供給側がどんな考えを持っていて、生産物や商品を通して、社会にそして消費者に対してどんな「意思表示」をしたいのかを知りながら買い物をするのもまた楽しいです。

私は、オーガニックとしての価値は、動物保護に配慮しているか、自然環境に負荷をかけていないか、誰かが不当に搾取されて傷ついた結果に生産されたものではないか、といったところにあると思っています。

これらは必ずしもオーガニックの認証基準には入っていないかもしれませんが、その生産者や製造者がそういったところに重きを置いていると意思表示をしているなら、たとえオーガニック認証マークがなくても購入したいと思います。

オーガニック認証マークは、取得すればある程度厳格な基準なだけに、信用も高まり、ある意味「これだけこだわって生産、製造しています!」という達成の証にもなり得ますが、それだけでなく、消費者としては商品に込められた生産者・製造者の信念までも気付けた時に、消費行動に喜びを感じられるのではないでしょうか。


最後まで読んでいただきありがとうございました!

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