WWOOF(ウーフ)とは?2カ国でオーガニック生活をした体験談

こんにちは!オリカです。

オーガニックに関心のある方なら一度は聞いたことがあるかも知れませんが、今回は「WWOOF(ウーフ)」の制度について、実際にオーストラリアとイタリアでWWOOFをした経験を踏まえてご紹介します。

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WWOOF(ウーフ)とは?

WWOOF(ウーフ)の仕組みの中では、WWOOFer(ウーファー)である「働き手」が、ホストである「受け入れ側」で仕事の手伝いをする代わりに、ホストから「食事と寝る場所」を提供してもらいます小規模な有機農家のサポート、「金銭のやり取りが発生しない」交流、そして生活様式の学びや異文化体験などを推進し、人と人、そして人とオーガニック農業を結びつける制度です。

イギリスがウーフ制度発祥の地とされ、現在はヨーロッパを中心として多くの国で確立されている制度です。日本では「WWOOF JAPAN」があり、日本国内はもちろん、オーストラリアとニュージーランドにもWWOOF JAPANから申込が可能になっています。それ以外の国では、それぞれの国のWWOOF公式サイトより申込をします。

給料などの金銭のやり取りが発生しないので、ほとんどの場合「観光ビザ」で働けるのも大きな特徴です。(国や事情によってワーキングホリデービザや就労ビザの取得が求められるなど、観光ビザが適用出来ない場合もあります。)

WWOOFer(ウーファー)になるまでの登録と簡単な流れ

自分がウーファーとして働きたい国のWWOOF公式サイトで登録をします。

自分が行きたい国を決めたら、その国のウーフ公式サイトに登録します。ほとんどの国では最初に登録料がかかり、料金は国によって異なります。期間が定められている場合がほとんどで、期間をすぎると再登録し直さなければならず、再度登録料を払えば更新できます。

WWOOF JAPANでは、オーストラリアとニュージーランドのWWOOFと提携されており、JAPANから両国の登録が可能です。ただし、ホスト選びやホストとの連絡はオーストラリア、ニュージーランドのそれぞれの公式サイトから行います(全て英語です)。

登録をしたら、サイト内で自分のプロフィール等を書いていきます。

参考:WWOOFジャパン公式サイト

サイト内でホストを探します。

ホストを検索します。

ウーファーとして登録していると、ウーファーのプロフィールを読んだホストの方から連絡が来る場合もありますが、ほとんどの場合はウーファーの方からホストに受け入れのお願いの連絡をします。

私の場合、ホストを何件かピックアップして、施設の公式サイトを見たり、FacebookやインスタグラムなどのSNSを覗いたりして大体の雰囲気を掴みました。

もちろん、WWOOF公式サイトのホストのプロフィールに書いてあることは熟読します。どんな手伝いをしてもらいたいのか、どんなウーファーを受け入れたいのか、特別な知識や経験が必要か、受け入れの条件、受け入れ可能な季節や時期、注意事項など、重要な事が書かれています。

また、ネット上で口コミやレビューが載っていることもあるので、そういったものも参考にします。

ホストに連絡を取り、条件、日程調整、フィーリングなど、お互いの都合のすり合わせをしていきます。

このステップが一番重要です。

自分に合いそうなホストが見つかったら、連絡をします。自分の簡単な自己紹介と希望する日程など、できるだけ詳細に書きます。

ただし!こちらから連絡しても返信がないホストもいます。(私の場合は、4件連絡して3件返信をもらったのでかなり良かった方だと思いますが、他のウーファーさんの体験談を見ていると、10件中1件しか返信がなかったという方もいるようです。)

そういった場合、いつ連絡が来るか分からない状態で待ち続け、いつまでも返信がないからと次のホストに連絡した途端、受入れ可の連絡が来たりしてしまう可能性もあります。そういったバッティングや時間のロスを防ぐためにも、メールには「○日以内に返信がない場合は申し訳ないですが~」といった一言を入れるといいかもしれません。(賛否あるかと思いますが。)

そして返信が来たら、自分の出来る限り最大限の英語の読解力を駆使して、「ホストがどんな人物か」を見極めましょう!難しいかもしれませんが、ホストとの相性が一番重要です。

英語がある程度出来る人なら、「このホスト、いい人そうかも…」「なんか冷たい印象だな…」といった事を文章から判断できる場合もあります。英語が堪能な人なら、国際電話してもよいくらいホストとの相性は超重要です!

私の場合、1カ国目はオーストラリアで、マッチングしたホストがかなりフレンドリーで懇切丁寧な内容の返事をくれて、その後のやり取りも大変スムーズだったので、一発でそこに決めました。

2カ国目はイタリアだったのですが、やり取りしていたホストや施設の雰囲気は好印象だったのですが、返信がいつもかなり短く、めんどくさそうな感じも少し見受けられたので、実際に会うまでは「どうかな…」という感じだったのですが、現地で会うと、とっても気さくで素敵なおじさんでした。英語でいうと”laid back”という感じで、あの「めんどくさそうな感じ」は気楽な感じが出てたんだなーと後でわかりました。

そんな感じで、私はホスト選びからホストとのやり取りまでに約3週間~1ヶ月を要しました。時間をたっぷりかけるべき重要なステップです。

ホストをマッチングしたら、ビザの要件などを調べたり、保険の申込等、渡航の準備をします。

こういった事務的なことが苦手な方もいるかと思いますが、旅券(パスポート)、保険、そして特定の国に行くのに予め電子渡航申請(アメリカならESTA、オーストラリアならETAS、カナダならETA等)をしておくなど、所定の手続きが必要になってきます。

不備があると入国できないこともあるので、苦手でももれなく入念にチェックしていきましょう!必要があったり、不安なことがあれば予防接種も。

WWOOF開始!

いよいよWWOOF開始です。私はホストに日本の和柄のかさばらない小物をお土産に持って行きました。

2カ国でWWOOFを体験してみて思ったこと

私がオーストラリアとイタリアでWWOOFをしようと決めたのは、両国とも「オーガニック農業」の先駆国だったというのが大きな理由です。

他の記事でも何度か書いていますが、オーガニックについて学ぶなら、身になるのは自分で有機農業を実践してみることです。

豊富な知識も数ある資格も、もちろん充実しているに越したことはありませんが、今回この2カ国でWWOOFをしてみて確かに思ったことは、「オーガニック農業を実際にしてみる事以上にオーガニックについて学べる事はない」という事でした。

さらに、直接的に農業やオーガニックに一見関係のなさそうな事でも、この人達にこういう信念・信条を持たせているもの、この場所が他でもないここにあって、こういう動植物が生きている、死んでいく、ここの水がこれだけ澄んでいて土が肥沃で空気が美味しくて星が明るく見えて、食べ物が美味しくて、料理が楽しくて、目の前の炎に意識が吸い込まれ、人々が楽しそうに歌って踊って食べている。こういった事の「全ては繋がっていて」オーガニックだとか有機農業だとかいうものも、そういったものの中で相互作用しているものの一部であって、そういったものに囲まれていると、意識して取得する事だけが大切だとは限らない、と思わされました。

Workaway(ワークアウェイ)とは?WWOOFとの違い

また、余談ですが、WORKAWAY(ワークアウェイ)というウーフの制度とよく似た仕組みがあります。こちらも、給料など金銭のやり取りは発生せず、手伝いと知識や経験、食事と寝る場所の交換をして異文化体験や人同士の交流を趣旨とするものです。

ウーフと大きく異なる点は、WWOOFはほとんどの場合、オーガニックファームや有機農家、それに準じる施設が対象なのに対し、ワークアウェイは対象となるホストの施設の職種が有機農家やオーガニックにあまり限定されず、幅広い職種の施設が登録されています。その分、登録されているホストの数も、働き手の数もWWOOFよりも多いです(多いような気がします)。

もう一つの大きな違いは、WWOOFでは、色々な国でWWOOFをしたい場合、各国のWWOOF公式サイトにそれぞれ登録しなければならず、その分登録料が複数カ国分かかりますが、Workawayでは、登録をして期間内であれば国を限定せず世界中どこでも一回の登録料で働ける、という点のようです。(例外もあるかもしれません)

また、私のイタリアのホストから聞いた話では、WWOOFでは働き手が万が一作業中に怪我をした場合等に保険が付いておりワークアウェイでは保険が付いていないそうです。(詳細はよく調べていません。すみません。)

最近ではWWOOFよりもワークアウェイをする人が増えてきているようですが、かなり大雑把にいうと、働き手・ホスト両方にとってWWOOFの方がWorkawayよりも少し厳格な制度のような印象を受けます。

 

これから何度かに分けて、オーストラリアとイタリアでのより詳細なWWOOF体験記を書いていこうと思います!

ウーフに興味のある人、これからウーフをする人、オーガニックに関心のある人など、なにかの参考やきっかけになれば嬉しいです。

参考:WWOOFジャパン公式サイト

WWOOFに関して他の体験談記事をご覧になりたい方は以下の記事一覧のお好きなところからどうぞ!(随時更新・追加していきます。)

オーストラリア編

イタリア編


最後まで読んでいただきありがとうございました!

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