オーガニック・マクロビオティクス・ヴィーガン&ベジタリアンの違いを解説

 

こんにちは!オーガニックコーディネーターオリカです。

オーガニック、マクロビ、ヴィーガンなど、食に対する価値観も急激に多様化している時代ですが、これらは大抵の場合、混同されて認識されている場合が大変多いと感じています。

今回は、よく混同されがちな、

オーガニック
マクロビオティクス
ヴィーガン・ベジタリアン

について、違いを解説していきます。

オーガニック・マクロビオティクス・ヴィーガン&ベジタリアンの違いとは?

この3つの違いは、簡単にまとめると以下のように説明できるでしょう。

  • オーガニック…日本語で「有機」。JAS法の「有機JAS規格」という基準に則って生産された農作物、加工物、畜産物、飼料のこと。この基準に則って生産され、認証マークがないものを「オーガニック○○」や「有機○○」と表示することができない。
  • マクロビオティクス…独自の思想や哲学を織り交ぜた食事法。”陰”と”陽”の考え方が取り入れられている点が大きな特徴で、陰陽の考え方を元に食材や食事法が考案されている。また、オーガニックの食材を取り入れた食事法や、玄米、穀物、野菜や海藻といった植物性のものを中心に摂取する菜食主義的な側面もあり、かなり包括的な食事法である。どちらかと言うと、思想や哲学、宇宙論などの要素が強い。
  • ヴィーガン・ベジタリアン菜食主義のこと。主に植物由来のものを摂取する食事法やそれを実践する人たちの呼称。一般的にはヴィーガンやベジタリアンという言葉が広く知られているが、実はその「度合い」によってグラデーションがあり、かなり多くの種類に分類されるようになってきている。

「思っていたよりもそれぞれが全く異なる概念だった」と感じられる方が多いかもしれませんね。一つひとつについてもう少し詳しく説明していきます。

オーガニックとは?

オーガニックは日本語で「有機」の意味ですが、農林水産省管轄のJAS法という法律が適用される「有機JAS規格」というものがあります。オーガニックというのは、この規格の中で定められた基準に従って生産された①農産物②加工物③畜産物④飼料のことです。

以下のマークを見たことがある方もいるかもしれません。

これが、「有機JAS規格に則って生産されました」という消費者への”しるし”になります。このマークなしには「オーガニック〇〇」や「有機〇〇」と表示が出来ないことになっています。

近年では、「オーガニック」という言葉が広く知られるようになり、食品だけでなくオーガニックコスメやオーガニックコットン、オーガニックハウスなど、生活の様々なところにオーガニックが浸透してきています。これに伴って、「オーガニック」というものに対する定義やイメージが日々変化し、とても流動的なものになりつつあります。

オーガニックには「なんとなく体に良さそう」というイメージがあるかと思いますが、必ずしも健康や体質改善を保障するものではありません。それでも、個人的にオーガニックは地球環境や動物保護などの観点からも非常にメリットの多い”イケてる”ものだと思っています。

マクロビオティクスとは?

桜沢如一(さくらざわゆきかず)という人物が提唱し、広めたと言われている食事法や思想、哲学です。動物由来の食材は摂取せず、食材はオーガニックのもの、地産地消のもの、精製されていないもの、いわゆるホールフードを摂取する、などの食事法が実践されます。

どちらかと言うと思想や哲学の要素が強く、独特の陰陽論や宇宙感を食事に取り入れた食養の術として認識されているようです。ただし、食にとどまらず、生活そのものの改善にまで焦点が当てられたものとして知られているのも、その特徴です。

ちなみに、栄養学などとは全く別の畑であると認識されており、独自の思想や哲学の含まれるものであることを考えると、かなりカバーする範囲の広い概念だと個人的には思います。

ヴィーガン・ベジタリアンとは?

簡単に言うと、菜食主義のことですね。3つの中では最も認知度が高いのではないでしょうか。

「肉や魚を食べない」ということは基本的な知識として広く知られていると思いますが、実はベジタリアンにはとても様々な種類があるのです。以下の表を御覧ください。

参考:(2017)『veggy vol.52』2017年5月10日号, p.4, キラジェンヌ株式会社.

これは一部の分類に過ぎないので、実際はこれよりも細かく区分されています。

また、ベジタリアンの方達は、主に健康上の理由や動物福祉の観点からこの食事法や生活を実践しているようですね。

オーガニック、マクロビオティクス、ヴィーガンやベジタリアンの関係

よく混同されがちな3つですが、個人的にはこの3つは強く相互作用していると感じています。それぞれが少しずつお互いの特徴や要素をシェアしており、誰が操作したわけでもなく、自然とそのようになってきたのだと思っています。

食の多様化が進む中、こういった違いを知っておけば、より豊かな食生活が送れるのではないでしょうか。


最後まで読んでいただきありがとうございました!

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