可憐で美しい花に残留している危険な農薬の事情

 

こんにちは!オーガニックコーディネーターオリカです。

日頃の色々な気持ちや想いを、素敵な花にのせて大切な人にプレゼントするという習慣は、いつの時代でも、どこの国でもポピュラーに行われていますね。

しかし悲しいことに、その大切な人にあげたお花が知らず知らずのうちに、思いもよらぬ災いをもたらす可能性を持っているかもしれないのです。

あの美しさの裏に隠された農薬と化学肥料の事情

あの可憐で美しい姿からは、「農薬」や「化学肥料」などという言葉は浮かびにくいかもしれません。

しかし実は、あの美しい姿を保ち続けるのに、かなりの量の農薬と化学肥料が使われているのをご存知でしょうか。

花屋さんで花を買う時、虫に食べられた痕のある花や植物がほとんど見つからないのは、花屋さんに置いてある花のほとんどに大量の農薬と化学肥料が使われているから。

花は基本的に野菜のように食べるものではありませんので、食用の農産物に比べて農薬等の規制が緩いという現状があります。

花は見た目の「美しさ」が勝負ですから、虫に食べられた痕のある花や植物は、売り物にされません。つまり、農薬や化学肥料なしでは、花や植物があの美しさを保つのはとても難しいのです。

人への健康被害と環境への悪影響

花の栽培に使用する農薬の影響は、人体や環境に悪影響を及ぼすことが確認されています。

農薬は、使い方を間違えれば、意図せずとも人間の命まで奪ってしまうほど毒性の強いものも多数あり、花を栽培・開発している人達は、常日頃から農薬や化学肥料に曝され、農薬の使用によって手荒れを起こす人や、アレルギー反応を示す人、意識を失う人もいるほどです。

また、農薬や化学肥料が湖や川、海へと流されると、生態系を壊し、魚や水鳥などの健康に大変な悪影響を与えることが確認されており、環境への負荷も問題視されています。

これほどまでに強力な農薬や化学肥料が使用されている花は、これまでにアレルギーなどの人体への有害性が多く問われてきました。
参照:一般社団法人 日本オーガニックフラワー協会(2015)「オーガニックフラワーの役割」, <https://www.organic-flower.jp/shop_list/group/nofa/> 2018年5日6日アクセス.

いただいた花を花瓶に入れて家の中で鑑賞して楽しむ方も多いはず。しかし、なんとなく感じている体の不調の原因が、人にせっかくもらった花だと思う人はいないでしょう。

あれだけ虫食い痕一つない”美しい”花を栽培するのには、こういった裏の事情があったのです。

選択肢を増やす

自家栽培

自分で土を触って植物を育てる事に抵抗が無い方は、農薬や化学肥料を使わない方法で花を育ててプレゼントする、という選択肢もあります。

もちろん花屋の花ほど見た目は美しくないかもしれませんし、とても手間はかかりますが、「プレゼントする相手のことを考えて手間暇かけて栽培した、安心・安全な花」を贈るなんて、ちょっと素敵ではないでしょうか。

殺虫剤を使わずに花を育てるには?

自家栽培する時に虫を寄せ付けないようにするには、ニーム精油を水で希釈し、スプレーボトルに入れて、花に吹き付けてみてください。ニーム精油は自然界の中でもトップクラスの防虫効果があると言われています。

もう少し身近なものであれば、シトラス系の精油ユーカリ精油も効果があるとされています。

ここで注意しなければならないのは、どの精油も100%天然のものを使う、ということ。香料が入っていたり、余計なものが入っていると、効果が得られない可能性があります。

また、以下の記事ではエッセンシャルオイルを使った防虫スプレーの作り方をご紹介しています。とても簡単に作れるので、よかったら参考にしてみてくださいね。

オーガニックフラワー

最近では、農薬や化学肥料の有害性を心配する人が少しずつ増えはじめ、オーガニックフラワーを購入する人も多くなりつつあります。

農薬や化学肥料を使わない方法で栽培された、人にも環境にも優しい花。栽培はきっと難しいでしょうし、値段もそれなりでしょう。欧米の方ではだいぶポピュラーになりつつあるそうです。

まだまだオーガニックフラワーを扱っている花屋さんはとても少ないですが、オンラインショップで購入することもできるので、チェックしてみてくださいね。


最後まで読んでいただきありがとうございました!

今回の記事に関してご質問がある方は、お気軽にお問合せくださいね。

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