99%の日本人が知らない「国産牛」の真実

 

こんにちは!オーガニックコーディネーターオリカです。

日本人の消費行動を左右する言葉「国産」。

私達は、この「国産」「日本産」という言葉の魔法にかかっているといっても過言ではありません。

特に、魚や肉、野菜といった生鮮食品の産地に関しては、日本人は大変シビアになりますよね。

しかし、実際に「国産」「日本産」の本当の定義を知っている日本人は一体どれだけいるのでしょうか

「国産牛」の定義を知っていますか?

さて、問題です。

Q.次のうち、「国産牛」と表示できる牛はどれでしょう。

正解は、

 

②の牛

 

です。

どうでしょう。正解しましたか?

では、正解がわかったところで、②の牛が「国産牛」と表示できる理由を考えてみましょう。

食の選択とは一体

恐らく、この選択肢を見て「どの牛もオーストラリアやアメリカで飼育されているのに、国産なんかあるの?」と思われた方は多いかもしれません。

「国産牛」と表示できるのは、「日本国内で飼育された期間が一番長い場合」なのです。

①は、分かりやすいですね。

日本で飼育されている期間がオーストラリアで飼育された期間よりも短いので、これは「輸入肉」です。

「国産牛」になるか「輸入肉」になるのかの分かれ目は②と③です。

②は、オーストラリアやアメリカで飼育された期間よりも、日本で飼育された期間の方が1ヶ月長いので、「国産牛」と表示出来ます。

たとえ、オーストラリアやアメリカで飼育されていた期間の合計が日本の飼育期間より長くても、です。

③は、アメリカで飼育された期間が、日本で飼育された期間よりも1ヶ月長いので、これは「輸入肉」になります。

どうでしょうか。

私はこの事実を知った時、とても興味深いと思うと同時に、私達の食の選択肢や自由がどの程度のものなのかについて考えさせられました。

②の牛のように、たとえ海外で飼養された期間のトータルが日本のそれより遥かに長くても、国別で見た時に、たった1ヶ月日本での飼育期間が長いだけで「国産牛」と表示ができる

おそらく、これを読んでいる方の中にも、理由はどうあれ「輸入肉は買わない、国産肉オンリー!」と消費行動を決定している方も多くいるはず。

ここでは、輸入肉だから悪いとか、国産牛だから良い、という話は一切抜きにし、単純にこういう事実が「『食の選択』『消費の自由』ってなんだろう」と幅広い意味で改めて考えさせられるきっかけになるのではないか、そう思った次第です。


最後まで読んでいただきありがとうございました!

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